- 2009/08/11 掲載
米VMware、Web開発などを手がけるSpringSourceを買収
SpringSourceは、2004年に設立されたITベンチャー企業。オープンソースソフトウェアとして提供されている同社のJavaアプリケーションフレームワーク「Spring Framework」は、世界中に200万人のユーザーを抱えているという。そのほか、Javaのミドルウェアサーバ「Apache Tomcat」やシステム管理製品「Hyperic」、「SpringSource Tool Suite 2.0」「Groovy」「Grails」などの製品群、またはOSSの開発を手がけている。
VMwareのポール・モリッツCEOは、SpringSourceの買収にあたり、クラウドコンピューティングのプラットフォームの重要性を指摘すると共に、両社の連携により、仮想化、アプリケーションフレームワーク、クラウドコンピューティングといったソフトウェアマーケットへの重要な礎になると説明している。
VMwareによる買収は、既にSpringSourceの株主の承認を得ており、2009年第3四半期に完了する予定。
PR
PR
PR