- 2025/04/11 掲載
流通大手2社、減益=物価高が逆風―25年2月期
流通大手イオンが11日発表した2025年2月期の連結決算は、純利益が前期比35.6%減の287億円だった。物価高に伴う消費者の節約志向や人件費の上昇が逆風となったほか、金融子会社でのクレジットカード不正利用問題で特別損失も発生した。一方、売上高に当たる営業収益は6.1%増の10兆1348億円と、同社として初めて10兆円を突破した。
セブン&アイ・ホールディングスが9日発表した25年2月期連結決算は、純利益が23.0%減の1730億円だった。大手2社の苦戦で、個人消費を巡る環境の厳しさが浮き彫りとなっている。
【時事通信社】
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