- 2010/09/24 掲載
マクロミル、博報堂、東急AGの3社、消費者購買データ事業の新会社を設立
マクロミルでは、2007年12月より、携帯型バーコード・スキャナを用いた商品購買調査「QPR(Quick Purchase Report)」を、商品購買スキャンデータ事業のノウハウをもつ東急エージェンシーと共同で事業展開していた。しかし、より高度なマーケティング活動支援のためには、より信頼性の高いパネルデータの提供、構築が課題となっていた。

携帯型バーコード・スキャナーを用いて消費者の商品購買状況を収集する商品購買調査システム
一方、博報堂DYグループでは、中期経営計画で「次世代型の統合マーケティング・ソリューションの実践を通じて、企業のマーケティング活動全体の最適化を実現する責任あるパートナーになる」ことを掲げており、今年4月には「マーケティング・テクノロジー・センター」を新設して、マーケティングのナレッジの開発・整備を進めていた。
こうした経緯から3社は今回、共同出資で消費者購買データの収集、販売を行う新会社設立の合意にいたったという。新会社の出資比率はマクロミルが82%、博報堂DYが15%、東急エージェンシーが3%。資本金は4億円。
2011年1月中旬に設立予定。新会社の名称は未定。
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