- 2010/04/14 掲載
米インテルの1-3月期の売り上げは同期過去最高、米IT業界の回復確実に

ポール・オッテリーニ氏
インテルの決算は、半導体市場だけでなく、IT、ハイテク業界全体の景況感をはかるうえで重要視されている。インテル 社長 兼 CEO(最高経営責任者)のポール・オッテリーニ氏は「今後の事業展開については楽観視している」と述べるなど、IT、ハイテク業界の回復が確実になってきていることを示唆した。
製品別では、パソコン向けMPUが39%増、サーバー向けMPUが53%増と、双方が高い伸びを示している。中でもモバイル向けMPUは過去最高を記録。
2010年通年の見通しでも、研究開発費ならびに販管費も従来予測の118億ドルから124億ドルへ上積みしたうえで、粗利益率で64%(プラスマイナス2ポイント)と、過去最高だった2009年10-12月期の65%に迫る水準を維持するとしている。4-6月期については102億ドルの売り上げを見込む。
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