- 2010/01/19 掲載
「転職希望」が約5割、「転職先業界はIT業界以外」が約4割--IT人材の意識調査
同意識調査は昨年から「転職」「能力開発」「ワークモチベーション」の視点について回答を得たもの。調査結果によれば、現在「転職を考えている」人材は約5割(49.1%)で、昨年より4.3ポイント増加した。転職を考えている第一の理由は、「現在勤めている会社の先行きに不安があるため」が約5割(49.0%)。また、ここ1年間で個人年収が「15~20%未満減少した」人材のうち、「転職を考えている」人材は約7割(69.6%)で、さらに「転職活動を始めている」人材は4割以上(41.3%)にのぼった。また、転職先として希望する業種はITベンダーが51.8%でトップ、ユーザー企業/公共団体の情報システム部門が47.8%が2位だったが、ITとは直接関係のない異業種が36.5%と昨年より6.5%増加した。
転職志向 |
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出典:NTTデータ経営研究所 |
転職先として希望する業種 |
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出典:NTTデータ経営研究所 |
能力開発については、将来、さらなる能力を「今の職場・仕事にて発揮するのは難しい」と感じている人材が約6割(60.3%)いる一方で、「会社内に更なる能力を発揮できる職場・仕事がある」と感じている人材が約8割(77.4%)にのぼった。ただ、現在、能力開発が充分「役立っていない」と感じている人材が5割以上(52.4%)おり、能力開発が役立っていない第一の理由として「社内の異動が活発でなく、必要な経験を積めないため」が4割以上(40.6%)となった。
会社内での能力発揮の可能性 |
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出典:NTTデータ経営研究所 |
ワークモチベーションについては、ここ1年間で、現在務めている会社で人員整理・解雇が行われたとの回答が約4割(36.0%)で、これによりワークモチベーションが低下したと感じている人材は7割以上(75.4%)にのぼった。自分が有能かどうかを問われた質問では4割以上(42.7%)が「(ほとんど/あまり)感じない」としており、顧客から評価された時に有能だと感じている(56.5%)ことがわかった。
有能感を感じる場面 |
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出典:NTTデータ経営研究所 |
コミュニケーションを取る必要性 |
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出典:NTTデータ経営研究所 |
また、プロジェクトメンバー以外とコミュニケーションを取れている人材は約5割(47.1%)で、プロジェクト内に限った場合(78.7%)と比較して、大きな差があることがわかった。一方で、プロジェクトメンバー以外とコミュニケーションを取る必要性を感じている人材は8割以上(83.4%)にのぼり、その理由の第1は「業務効率化のため(33.7%)」、「いざというときに助け合える人脈構築のため(28.1%)」、「新しい知識やスキル獲得のため(24.4%)」と続いた。
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