- 2009/11/19 掲載
インターコム、印刷時のインクや用紙代を節約するソフト「SuperPrint Utilities」を発売(2/2)
本ソフトウェアは、各種アプリケーションの印刷時のプリンタドライバとしてインストールされ、同ドライバで印刷した場合、印刷プレビュー画面が立ち上がり、その画面上で印刷されるイメージを加工することで、印刷時の使用インク量や使用する紙の量を減らす仕組み。
具体的には、印刷時のインクの濃度を1%単位で最大70%オフにできるほか、8ページ区切りや両面印刷、モノクロカラー設定などがボタン一つで行える。「各プリンタでできることでも、設定が煩わしいなどの要望があった」として、操作性を重視したという。また、印刷スプールとして1つのファイルに複数の印刷内容をプールしたうえで、加工、編集、さらにまとめてヘッダーやフッターを付与したり、透かしを入れる機能なども備わっている。また、印刷プレビュー画面を立ち上げずに印刷することも可能。
さらに、個別のクライアントPCにインストールするタイプのパッケージソフトウェアながら、各人がどれだけ印刷したか、さらにどれだけ節約したか、といったことが明示されているcsvレポートを吐き出し、それを管理者にメールで送付することで、管理者は各ユーザーがどの程度節約したのかを一覧で閲覧することができる。
インターコムの試算によれば、従業員数100名規模の組織で本商品を1年間運用した場合、本製品を利用しなかった際には年間の印刷コストが総額209万円5,204円かかるのに対し、利用した場合には108万3,307円で済み、約100万円の印刷コスト削減を達成できるという。
価格は、年額更新が必要なライセンス体系となっており、PC1台あたり初年度4,725円(税込)、更新時は年額3,465円(税込)。100台一括の場合は初年度2,835円(税込)、更新時は年額1,985円(税込)となっている。
インターコムでは、初年度1000社への導入を目指すという。
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