- 2009/10/28 掲載
マネックス証券とオリックス証券、統合へ
ネット証券市場は、現在頭打ちの状況にある。リーマンショック以降の日経平均株価は低迷を続け、各社とも口座数は伸び悩む。今夏には業界1位のSBI証券と同4位の楽天証券が、手数料の値下げ競争を繰り広げた。野村證券は、傘下のネット証券であるジョインベスト証券を完全子会社化すると発表。各社とも次なる成長モデルを模索する状況が続く。
両社合併後の社名は、マネックス証券となり、預かり資産残高は2兆1,000億円、口座数は130万を超える。業界では、松井証券を抜いて2位になる。同証券は、システム関連費用の削減等を通じて大幅なコスト削減を実現する。双方の顧客に対しては、現状の商品、サービスを継続するとともに、新たな商品、サービスの開発に力を入れるとしている。
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