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- 2009/01/16 掲載
幅広い応用力を持つデータ保護ソリューション
バックアップとレプリケーションの違い
バックアップされたデータは、障害が発生した場合にリストアされることを前提にしている。バックアップは、リストアと一対で考えておかなければ実用的な意味がないわけだ。データ容量の増大によるバックアップ作業の長時間化に対応するため、バックアップ・ソリューションの主流は従来のテープ・バックアップから、廉価なSATAディスクを用いたDisk-to-Disk(D2D)バックアップに移りつつある。これにともなってリストアの高速化も実現しているが、障害発生時のリストア時間がゼロになるわけではない。数TBから数十TBのデータの復旧となると、それなりの時間を要する。そのため、ノンストップを絶対条件とするeコマース(電子商取引)などのシステムにおいては、バックアップ&リストアは到底現実的なソリューションとはいえない。
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