- 2008/05/29 掲載
3つの見える化で失敗コストを激減「顧客満足度No.1」を目指す--NECソフト 社長 国嶋矩彦氏(2/2)
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先に、NECソフトには総合力という強みがあると述べましたが、これはシステム開発のライフサイクル全般にわたる支援を実現できる点にあります。これにより、コンサルティング、基本設計からソフトウェアの開発、運用支援に至るまで、一連の流れを最適化することが可能になります。NECソフトが運用を含めて受託した場合、そこから新たな課題を洗い出し、それを次のコンサルティング、設計につなげていくことができます。
ソリューションの領域では、世界的なキーワードになっている「環境」についてのソリューションに注力しています。例えば、製品を輸出する際にどんな化学物質が含まれているかを調査する仕組みをシステム化したり、企業の活動や製品の生産に伴って、どの程度CO2が排出されるのか、環境のパフォーマンスを測定するような仕組みを構築しています。今後ともVALWAY Solutionsの拡充につなげるとともに、環境をテーマにした取り組みをさらに強化していきます。
また、今後のキーワードとして注目しているのが「SaaS/ASP」です。NECグループとしてSaaSの基盤が近々提供されますので、その基盤の上にいろいろなアプリケーションサービスを提供していきたいと考えています。
――最後に、7月に開催される「NECソフト ソリューションフォーラム 2008」の見所をお聞かせください。
「百聞は一見にしかず」という言葉がありますが、システムは「見て」「触って」「話をして」内容を理解していただくことが1番だと考えています。そのため、ソリューションフォーラムの展示会場では、NECソフトだけでなく、NECグループ各社のソリューションも含めて、全部で60のソリューションをご紹介します。その場で実際に「見て」「触って」「話をして」NECソフトのソリューションを見極めていただきたいと思います。
さらに、当社からの一方的な展示だけでなく、先端的な事例を持つ企業のご担当者さまに経験、事例を発表していただく場も予定しています。製造業、流通業、建設業といった業種特化型から、経理や総務、人事といった業務特化型まで幅の広いソリューションを一堂に揃えるなど、お越しいただくすべてのお客さまにとって有意義なフォーラムになるべく、さまざまな工夫を凝らしていますので、ぜひ足を運んでいただきたく思います。
――ありがとうございました。
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