• 2007/05/29 掲載

【第2回】Webビジネスのための稼げる集客方法の基礎 / 後編

最新!誰でもわかるサイト集客・成約率アップの成功戦略

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今回は、簡単な対策について紹介していく。まずは、対策を紹介する前に、皆様は、ご自身で運営されているWebサイトやブログの集客数、クリック率そして成約率を把握されているだろうか?おそらく、多くのユーザーは、感覚的(定性的)にしか理解していないのではないか
アクセス解析ツールのすすめ

【売上アップ】Web解析2.0
吉川 功(よしかわ・いさお)
1996年、ソフトバンクモバイル(当時、東京デジタルホン)
に入社、2G/3Gの立ち上げ業務に従事。その後、ソフトバン
クBBにて、法人インターネット事業のプロジェクトマネジ
メント業務を経験し、2004年マルチメディア総合研究所に
入社後、アイピーモバイルにてオールIPモバイルブロード
バンドの立ち上げプロジェクトに参加。

 たとえば、「最近、ブログにコメントやトラックバックが増えてきた」「会社へメールでの問い合わせが増えてきた」等、感覚的に感じている方は、間違いなく、あなたのWebサイトやブログの集客数が上がっていると思われる。そして、あなたのWebサイトやブログは、成約率を上げ、お金を稼ぐプラットフォームに化ける可能性を持っているのである。この集客数は、いろいろな形で知ることができる。

 一般的に、アクセス解析ツールを使えば、正確なページビューや訪問者のプロパティを知ることができる。また、ウェブサイトへの「問い合わせの数」や、ブログであれば、「コメントの数」や「トラックバックの数」これも同様に集客数やコンテンツの内容に比例するので、ひとつのバロメーターになるといってよい。

 前述のアクセス解析ツールについては、正確な数値を定量的に把握、分析できるので非常に有用だ。最近では、無料のツールもたくさんあり、ほとんどのツールが、「簡単」かつ「正確」なカウントを実現している。最近のアクセス解析ツールは、自分のWebサイト(ブログも含む)の中に、タグを埋め込むだけで、集客数などのデータを取得することができる。

 無料ツールの中でも、お勧めなのは「GoogleAnalytics」「忍者アクセス解析」だ。これらは非常に操作も簡単なので、ぜひ利用し、自分のWebサイトの集客数を分析してみることをお勧めする。それをすることで、集客や成約をあげるための、次のアクションを見出すことができるのだ。

URL:GoogleAnalytics http://www.google.com/analytics
URL:忍者アクセス解析 http://www.ninja.co.jp/analyze/

【売上アップ】Web解析2.0
★図.GoogleAnalyticsによる集客数の表示



広告以外の簡単な集客アップの方法


 上記のとおり、まずは、現状の集客状況を知った上で、集客や成約率向上の対策をする必要がある。そこで誰でもできる簡単な方法を2つ紹介する。

 まず、集客数向上のひとつの対策として、他者のWebサイトとの相互リンクという方法がある。相互リンクというのは、他社のWebサイトに、自分のWebサイトやブログのURLのリンクを載せてもらうこと。直接URLを載せる方法もあるが、バナー広告のような形で、図や写真をクリックすると自分のWebサイトにジャンプさせるなどの方法も存在する。

 次に、クリック率・成約率向上のひとつの対策として、コンテンツの中に写真や動画など、直感的にわかるコンテンツを埋め込む方法がある。これは、非常に有効な方法で、単純に、文章だけのWebサイトやブログよりも、写真や動画が載っていた方が、みていて楽しいし、かつ頭を使わずに、直接目から自動的に情報が入ってくる。このように視覚的に訴えるWebサイトというのはクリック率・成約率向上にもプラスの影響を与える。

 これらを実現する方法として、写真や動画を直接、Webサイトやブログに貼り付ける方法と、外部の写真や動画のASPや共有サービスを利用して、外部サイトに自分の写真や動画をアップロードして保存・共有する。そして、自分のWebには、そのリンクやタグを埋め込むことにより、写真や動画の表示を実現する。私としては、後者の方法をお勧めする。後々、いろいろなWebサイトに流用可能で、写真や動画の一括管理ができるというメリットもある。写真であればPicasaWeb*、動画であればYoutube*という無料のサービスがありますので、ぜひとも活用してみることをお勧めする。

Picasa http://picasa.google.co.jp/
Youtube http://www.youtube.com/
 次回は、ウェブマーケティングの王道である、SEOにより集客をアップさせる方法を中心に紹介していく。

(注17)Picasaとは、Googleのサービスの一つであり、インターネットで写真を簡単に管理するソフトウェアの事である。ウェブサイト上に写真を共有するサービスも提供している。
(注18)Youtube(ユーチューブ)とは、アメリカ合衆国にあるGoogle傘下の企業です。インターネットで動画共用サービスを無料で提供している。

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