- 2007/01/23 掲載
アライドテレシスHD、経営効率を目指すオペレーション戦略発表
アライドテレシスホールディングス(東京・品川区)は23日、日本国内と海外でグループ会社のオペレーションを分けると発表した。目的は、経営の効率化とコスト削減。日本国内はアライドテレシスHDが、海外のグループ会社はアライドテレシスキャピタル(米国カリフォルニア州)がオペレーションの主導権を握る。なお、アライドテレシスキャピタルは、社内に分室「Allied Telesis Holdings North American Operations」を設置する。同分室の機能は、コーポレートガバナンスの管理監督、各子会社の人事権、財務会計、グループ全体の情報システムの構築などがあげられれ。
海外グループに関しては、アライドテレシスキャピタルがオペレーションを行うことで、文化や言語の多様性への対応力が強化され、正確で迅速な決断による経営効率化とコーポレート・ガバナンスの徹底を図ることができる。また、知的財産のコントロールや各国子会社で重複する役職、機能が一本化できコスト削減にもつながる。さらに、米国を中心とした英語圏の人材の流動性(availability)が高まることから、組織作りの自由度も向上する。アライドテレシスHD(日本)からも人材を派遣してインターナショナルにスタッフィングを実施するという。
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