- 2006/07/11 掲載
【NETWORK Guide】ネットワーク「改築」講座:Web高速化[前編](2/2)
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コスト削減/効率化のポイント WAN最適化製品の導入効果が得られやすいのは、RTTが比較的大きく、回線コストが高い海外拠点との接続への適用だろう。アジアの一部など回線品質が悪いときには、効果がより顕著となる。機器費用は100万円前後から数百万円程度だが、対向で設置しても、2倍以上のパフォーマンス向上が見られれば、十分ペイできると考えられる。 国内のWAN回線では、RTTは数十msと比較的小さく、パケットロスなどもほとんど生じないため、国際回線ほどの効果は得にくい。別の見方をすれば、何らかの理由で回線の増速が難しいときや、逆に回線速度が数十Mbpsと十分速いときなどに効果がある。WAFSでは、データの事前配置やファイルサーバ間のミラーリング機能を併用すれば、64Kbpsなどの狭帯域回線でも十分な効果が得られるだろう。 冒頭でも説明したが、WAN越しのアプリケーション実行において、回線増速はもはや絶対的な効果が得られると考えてはならない。いい換えれば、必要以上の回線増速を行わないことが、コスト効率化における最大のポイントといえるかもしれない。 |
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