- 2006/07/05 掲載
野村総研、システム統合運用管理ツールの新バージョン「eXsenju Ver.2.5」を発売
野村総合研究所(以下、NRI)は、システム統合運用管理ツール「eXsenju(エックスセンジュ)」の機能を強化した「eXsenju Ver.2.5」の販売を開始した。
「eXsenju」は、データセンター事業でのシステム運用業務を支える「Senju Family」の中心的な運用管理ツール。システム運用の現場では、「自動化」「省力化」「ミスの削減」が求められるが、システム運用管理ツールはこれらを実現するために重要な役割を果たす。
「eXsenju Ver.2.5」では、「自動化」「省力化」「ミスの削減」を実現するために、「千手ジョブチャート」「RKVM Controller 連携機能」「グラフモニターからのジョブの稼動実績参照機能」「時間帯別しきい値監視機能」などの新たな機能を追加している。
これまで、ジョブ数が数百、数千、数万にもおよぶジョブ設計や定義において、ジョブフローを管理ツール画面で参照するには限界があったが、「千手ジョブチャート」を用いることで、定義されたデータをビジネスグラフィックスソフトウェアのVisio形式で管理、参照することが可能となる。
また、「RKVM Controller 連携機能」では、出力されたシステム障害メッセージからワンクリックで該当する機器の管理画面を表示することができ、障害対応作業時間の短縮化を実現する。
「グラフモニターからのジョブの稼動実績参照機能」では、リソースが高負荷の時に稼動していたジョブ一覧などをグラフモニター上から容易に確認することができ、モニタリング機能とジョブスケジュール機能のシームレスな連携が可能となる。
さらに、「時間帯別しきい値監視機能」の搭載により、時間帯別に、監視間隔や、しきい値を変更することが可能となり、夜間に発生する不要なアラートなどに対する運用が不要になるという。
「eXsenju Ver.2.5」では、これらの機能の追加だけではなく、以前から備えるわかりやすいメニュー構成や統一された画面デザインを一段と洗練させることによって、運用管理現場における、間違いのない確実なオペレーションを支援する。
「eXsenju Ver.2.5」の価格は最小構成で50万円(税別)から。年間1,000サイトへの導入を見込む。
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