- 2006/06/07 掲載
速報INTEROP見所ガイド ~ワーキングツアーを先行紹介~
最先端の技術が駆使されているInteropの見所
それでは順次個別の見所を紹介していこう。

参加者が自由に利用できるPCが設置されているCafeで、今回通常利用についてはWindowsマシンをいっさい無くし、SUSE Linuxのみ設置されている。また、同スペースにはAntinyや山田オルタナティブといった「自分ではかかりたくない」ウイルスに感染しているPCが設置されており、実際に体験できる。なお、これらのPCはもちろんインターネットに接続されていない状態で複数PCによるノード構成がなされている。

2階正面入り口にあるNOCは、その名のとおり超重量級のトラフィックが行き交うInteropの中央管理室である。十数名のスタッフが常時ネットワークを監視し、断線やセキュリティ異常について監視している。また、世界中のトラフィックやセキュリティについての情報をビジュアル化やタンジブル(触れることができる・実体のある)化して、その様子を来場者が自由に閲覧できるようになっている。

会場内の全9個所に設置されているPODは、Interop会場の言わば屋台骨である。大手町から来た光ファイバは、NOCからPODを通って各ホールのインフラを形成している。光の伝送路、スイッチ、カメラなどが含まれており、PODに求められるサービスに応じて大きさは変わるという。なお、カメラが含まれているのは来場者の中に「愛を感じて不必要に張り付く人がいる」からだそうだ。ぜひ注意されたい。
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