- 2006/04/06 掲載
NECとビーイング、プロジェクト管理ソフトの販売で協業
NECおよびビーイングはこのたび、ビーイングが開発・販売するクリティカルチェーン・プロジェクトマネジメントシステム「BeingProject-CCPM」の販売やマーケティング活動で協業すると発表した。
「BeingProject-CCPM」は、ビーイングが昨年12月に販売開始した、TOC理論を応用したクリティカルチェーン・プロジェクト管理手法「CCPM」に国内で初めて対応したソフト製品であり、全体最適の観点からプロジェクトが抱える納期・予算の超過や目標未達など共通課題の根本的な解決を目指すものである。
この製品の特長として、プロジェクトのODSC(目的、成果物、成功基準)を出発点として、完成から開始に向かって時間を逆にたどりながら作業を拾い出す「バックワード」法を採用することで、目標を達成するための最短・最適な工程計画の短時間作成や、関係者の合意形成と経営の意思決定の速度向上を可能としている。
昨今、製造業やプロセス業の多くの企業においては、ERPやSCMシステムの導入により、購買から生産、販売までの領域の業務革新を実現しつつある。このため、上流の製品開発や研究開発の領域におけるプロジェクト管理手法や管理システムの整備を図ることで、さらなる製品開発期間の短縮やコスト削減を実現したいというニーズが高まりつつある。
NECおよびビーイングは、こうした市場ニーズに応えるため協業することにしたという。
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