記事 タブレット・電子書籍端末 Windows 8をタブレットで試す(1):いよいよiPadに対抗できるタブレットOSが登場! 2012/03/19 2012年3月1日、Windows 8 Consumer Preview(以下、CP版)が公開された。CP版は、実際の製品の試金石ともなるものと言われており、今後順調に開発が進めば6月にはRC(製品候補)版が、9月にはRTM(製品版)が提供される見込みだ。Windows 8の目玉は、「メトロUI」という新しいインターフェイスだ。Windows 8は、マイクロソフトが出遅れるタブレット市場での巻き返しを図るために投入されるといっても良いOSだ。そこで本連載では、Windows 8 CP版を実際のタブレット端末に入れて、その機能・操作性をレビューする。
記事 セキュリティ総論 情報セキュリティ相談センター萩原栄幸氏インタビュー「パスワードもログ取得も意味がない」 2012/03/14 顧客リストの漏えいやなりすましによる不正アクセスといった、情報セキュリティに関する不祥事が続く中で、企業は防衛策に必死だ。だが実務にも通じたセキュリティ研究家である萩原栄幸氏は、「IDもログもアクセスも、とかく認証の部分だけを押さえれば安全という風潮が見られる。しかし根本はあくまで『企業の情報をいかに守るか』であり、その大きな視点から『どこをどれだけ固めるのか』という各論に入っていくことが、実効のある対策につながっていく」と強調する。
記事 セキュリティ総論 【特集】人手が足りない中小企業のセキュリティ課題解決策 2012/03/08 取引先や関係企業に一定のセキュリティ要件を課す企業や官庁が増えている中、中小企業にとってもセキュリティ対策は重要性を増している。しかし、「何を買って、どう設定すればいいのかわからない」「もし機器に問題が発生しても解決できない」といった理由から、導入を躊躇したり、市販ソフトなどで対応している企業もあるはずだ。そこで本特集では、こうした中小企業ならではのセキュリティニーズを満たすソリューションについて探っていこう。
記事 個人情報保護・マイナンバー 【民主党藤末氏コラム】グーグルのプライバシーポリシー変更─政府は国民のプライバシーを守れー 2012/03/08 3月1日、インターネット検索世界最大手のグーグル社が行った、プライバシーポリシー(個人情報管理の方法)の変更が世界中に波紋を広げている。私は、昔からグーグルのイノベーション力に注目しているが、新しい事業を開拓・創造するがゆえに、社会が想定していない問題が生じることは自然なことである一方、そうした問題にうまく対処できるように既存の法制度を変えていくことも必要になることがある。
記事 ファイアウォール・IDS・IPS 導入・運用が面倒なセキュリティ対策。丸ごとお任せする方法は? 2012/03/08 ビジネスの現場において、セキュリティとコンプライアンスに対する要求は年々高まっている。もちろん中小企業も無関係ではなく、大手クライアントからの取引条件に、一定のセキュリティ要件を提示されることも増えた。しかし、その必要性を理解していたとしても、「人手もいないし、運用が大変」といった理由から、十分な対策をとれていない企業も多いだろう。ネックとなる導入や運用の不安を解決し、セキュアな環境を構築する方法はあるのだろうか?
記事 グローバル・地政学・国際情勢 トヨタ IT・ITS企画部 部長 森敬一氏:スマートコミュニティ時代にトヨタが描く次世代自動車戦略 2012/03/07 エネルギー問題や環境問題、そして災害に強い社会を実現する取り組みとして、各地でスマートシティやスマートコミュニティ構想の実証実験が活発に行われている。中でもトヨタ自動車は同社のPHV(プラグインハイブリット車)を通して、こうした取り組みに積極的に参画している。トヨタの狙いは何か。HP TECHNOLOGY@WORK 東京2012でトヨタ自動車 IT・ITS企画部 部長 森敬一氏が次世代自動車戦略について語った。
記事 サーバ キーワードは「高齢化」「エネルギー」「安全・安心」、日本HPの戦略 2012/03/06 日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)は、昨年11月にミッションクリティカル製品に関するプロジェクト「Odyssey」とARMベースの省電力サーバプロジェクト「Moonshot」という2つを発表した。その後、2月10日に都内で開催された「HP TECHNOLOGY@WORK 東京2012」の基調講演で、日本HP 代表取締役 社長執行役員 小出伸一氏および、執行役員 杉原博茂氏は、今後10年の同社の戦略において、両プロジェクトが重要な役割を果たすとの見解を示した。
記事 セキュリティ総論 制御システムのセキュリティとスマホの通信障害に共通する“古くて新しい”課題 2012/03/06 プラントなどで用いられる制御システムの脆弱性が問題となっている。また、昨年から携帯電話キャリアの通信障害が頻発している。セキュリティ業界で注目を集めているこの2つの問題は一見、まったく関係がないように見えるが、実はどちらもまったく同じ“古くて新しい課題”でつながっている。
記事 モバイルセキュリティ・MDM BYODは日本では根付かない?タブレットのニーズが激増する中、MDMは運用管理の総合力で選ぶ時代へ 2012/03/01 スマートフォンとタブレットの企業導入が急速に進んでいるが、その中身は少しずつ変わっているようだ。Android 4.0端末や次世代iPad、Windows Phone 8.0の端末が登場するとされる2012年には、その変化はさらに加速するだろう。スマートフォンやタブレットのキッティングからアプリ開発までワンストップで提供するピーエスシーの福島孝之氏と、MDMツールで世界シェアNo.1を誇るMobiControlの日本総代理店ペネトレイト・オブ・リミットの取締役 宮下伸也氏に、企業におけるスマートフォン/タブレット導入の現状と2012年の予想について話を伺った。
記事 PC・ノートPC 省スペースで省電力! ビジネス向け「液晶一体型PC」を徹底比較! 2012/02/29 従来はどちらかというと「家庭向け」「エンターテインメント用途」といった印象の強かった液晶一体型PCだが、実はビジネスにおいてこそ「省スペース性」「省電力性」といったメリットが大きく、ここのところ注目を集めている。そこで今回は、ビジネスシーンでの液晶一体型PCのメリットを探るとともに、各メーカーの製品を比較し、最もビジネス用途に向いた1台を選定してみた。(製品比較の機種選定・比較は、ソフトバンク ビジネス+IT編集部が実施しています)
記事 ファイアウォール・IDS・IPS 企業がサイバー攻撃の発覚までに要する平均日数は? 2012/02/28 昨年、国内の大手企業や政府機関がさまざまなサイバー攻撃を受けていたことが発覚し、社会問題化した。このニュースを見て、多くの人が「あんな大企業がちゃんと防御してなかったのか?」「重大情報を扱っている意識が希薄なのでは?」という感想を持ったことだろう。しかし、ちょっと冷静になって考えてみてほしい。自分の企業や組織は本当に攻撃を受けていないのだろうか。あるいはすでに侵入されていて、そのことに気付いていないだけではないのか?
記事 セキュリティ総論 制御システムセキュリティ:アフターStuxnet、日本のプラントは安全か?--経産省 江口純一氏 2012/02/24 2010年、イランのウラン濃縮工場の制御システムがStuxnet(スタックスネット)によってサイバー攻撃を受けたというニュースは、世界中に大きなインパクトを与えた。あれから1年以上が経過した現在、日本政府や関連業界はどのようにこの問題に向き合っているのだろうか。2012年2月3日に開催された「制御システムセキュリティカンファレンス 2012」では、「~ After Stuxnet ~セキュアな制御システムが日本の未来を守る」と題し、経済産業省 商務情報政策局 情報セキュリティ政策室長 江口 純一氏が制御システムセキュリティの動向について語った。
記事 災害対策(DR)・事業継続(BCP) 【特集】事業継続・災害対策、今のままで本当に大丈夫ですか? 2012/02/20 東日本大震災や深刻な台風被害などに見舞われた我が国では、事業継続・災害対策への取り組みを今一度見つめ直す必要に迫られている。十分な対策をとってこなかった企業だけでなく、現状の対策では効果的でないことを初めて認識した企業も多いだろう。本特集では、遠隔データバックアップ、データセンター、情報配信、情報漏洩対策などの各種ソリューションについて、事例を交えながら紹介する。
記事 経営戦略 すずき英敬知事のおすすめ三重県ビジネスカタログ(7): 三重県営業本部長の欧州営業レポート 2012/02/17 三重県知事の鈴木英敬です。欧州ソブリン危機の影響が懸念される折りですが、新年から4日間の日程でフランス、ドイツ、スイスの3ヶ国を訪問してきました。県庁の私たちだけではなく県内企業、金融機関、三重大学の方々も同行していただいてのミッション団での訪問です。現地でまず感じたことはヨーロッパの経済は日本で報道されているように疲弊していないということです。むしろ元気で活況なイメージさえ抱きました。
記事 タブレット・電子書籍端末 タブレット向け商用アプリケーションのトップ10、1位はセールスプレゼン--米ガートナー 2012/02/16 米ガートナーは、iPadおよび他のタブレット向け商用ビジネスアプリケーションのトップ10を発表した。同社によれば、iPadおよび他のタブレット向けアプリケーションは、個人向け生産性向上ツールとしての最初の波を越え、企業の重要な独創力を支援する、管理が容易でセキュアなビジネス・アプリケーションへと移行しつつあるという。
記事 経営戦略 横山明彦東大教授インタビュー:安定電力供給と電気料金はトレードオフ。日本企業はどう受け止めるべきか 2012/02/16 2011年の東日本大震災によって、日本の電力供給はかつてないほどにひっ迫した。直接被災した福島原子力発電所が停止しただけでなく、原発自体の安全性を疑問視する声が高まり、2012年1月末時点で稼働中の国内原発は震災前の10分の1以下だ。果たして日本の電気は本当に大丈夫なのか、電気料金の値上げは今後も続くのか、また、より効率的な電力供給を実現するためにITはどのような役割を果たすことができるのか。スマートグリッドの第一人者で、一般社団法人日本通信安全促進協会(以下、JCSA)の理事でもある、東京大学 大学院新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻 教授の横山明彦氏に話を伺った。
記事 クラウド クラウド活用の“誤解”も見えた!本格普及期を迎えるクラウド、意識調査で明らかになった真実 2012/02/15 いよいよ本格的に企業で導入が進みはじめたクラウド。実際に導入して、ビジネスでの効果をあげる企業も増えてきた。そこでソフトバンク ビジネス+IT編集部では、企業に勤めるビジネスパーソン854名を対象に、クラウドサービスについてのアンケート調査を実施。クラウドの業務利用としての実態や利用者の満足度・不満点、サービスの選定基準などについて聞いた。そのうえでクラウドサービスの現状や課題について、トップベンダーであるNECの太田氏と石渡氏とともに紐解いた。
記事 中堅中小企業・ベンチャー 【特集】今が導入のチャンス!中堅・中小企業に最適なクラウド 2012/02/15 ヒト、モノ、カネといった経営資源が限られている中堅・中小企業にとって、運用の手間やサーバの管理、セキュリティ対策といった負荷が少ないクラウドを、いかに活用するのかが企業の競争力に直結する時代になってきた。本特集では、クラウドの理想と現実を紹介するとともに、その中で最適な活用方法は何かについて解説する。
記事 サーバ 震災後2週間で操業再開、富士通のグローバル戦略を支えるサーバ生産工場を訪ねる 2012/02/14 これまで、日本HP、NEC、日立製作所のサーバ生産現場を訪ねてきた本シリーズも4回目となる。今回は富士通のPCサーバの生産を支える、福島県伊達市にある富士通アイソテックを取り上げる。2011年の3月には通産100万台のサーバの生産を記念する式典が開催されて筆者も参列したが、その10日後に東日本大震災が発生し、同工場も大きな被害を受けた。しかし、そこから約2週間後には生産を再開するなど、スピード復興を遂げている。その原動力は何だったのか?業界の注目を集める同工場の実態について述べたい。
記事 セキュリティ総論 伊東寛氏インタビュー(後編):一般人が自ら戦争に参加する時代、企業として取るべき対策とは 2012/02/10 前編では、現在のサイバー戦争において、日本の企業が置かれている危機的状況について、ラック 執行役員 サイバーセキュリティ研究所所長で、陸上自衛隊システム防護隊 初代隊長の伊東寛氏に語ってもらった。後編では、歴史を振り返って今後の脅威について見通しを語っていただくとともに、それに対して今企業が取り組むべき対策について語ってもらった。
記事 ソーシャルメディア ソーシャルメディアにおけるなりすましアカウントへの対処法 2012/02/08 受験シーズンのまっただ中、ツイッター上で京都大学や立命館大、関西大、明治大などの大学のなりすましアカウントが発見された。大学側が関知していない勝手アカウントながら、試験に関する書き込みがなされていたり、正式なアカウントと誤解しているユーザーが多数購読しているとして問題となっている。メールやブログが普及し始めたときにも企業や著名人の偽アカウントが問題になったが、もし自社の把握していないなりすましアカウントを発見したらどのように対処すればよいのだろうか。
記事 セキュリティ総論 伊東寛氏インタビュー(前編):すでに日本はサイバー戦争に参戦。このままいけば敗北必至 2012/02/06 昨年、米オバマ大統領が宣言したように、サイバーセキュリティの脅威は今や“戦争”と位置付けられている。望むと望まないに関わらず、あらゆる人や企業は、すでに国家レベルの大きな戦いに巻き込まれてしまっているわけだ。「このまま自覚なく時を過ごせば取り返しのつかない敗北を喫することになる」と警鐘を鳴らすのは、ラック 執行役員 サイバーセキュリティ研究所所長で、陸上自衛隊システム防護隊 初代隊長の伊東寛氏だ。今、世界のサイバー攻撃はどれほど危険なのか。また、それに対して国や企業にできることは何なのか。話を伺った。
記事 ID・アクセス管理・認証 モバイル環境によるワークスタイルの変化で「ファイルサーバの棚卸し」を検討する時代に!―Varonis DatAdvantageでアクセス権限の可視化から最適化までを実現 2012/02/02 昨今、スマートフォンやタブレット端末の企業導入が急速に進んでいる。その結果、いつでもどこでも社外からオフィスへアクセスできる環境が整い、ビジネスの機動力や生産性が大幅に向上している。しかし、その半面、企業・組織内のネットワークやデータ資産に多様なアクセスが集まるようになり、情報システム部門は新たな課題に取り組む必要に迫られている。例えば、ネットワーク環境をセキュアに保ち、煩雑化するID管理/ログ管理/認証管理/サーバアクセスの管理をいかに実現するか、その権限管理の最適化も併せて検討していかなければならない時代に入っているのだ。
記事 ID・アクセス管理・認証 【特集】ID/ログ/アクセス認証管理の最前線 ~煩雑化するID管理/ログ管理/認証管理/サーバアクセス管理業務を効率化するには?~ 2012/02/02 クラウドの浸透や、スマートフォン・タブレットなどデバイスの急増により、多様なアクセスが企業・組織内ネットワークやデータ資産に集まるようになった。その結果、ビジネスの機動力や生産性が向上した反面、コンプライアンスやセキュリティマネジメントの基本ともいうべきID管理/ログ管理/認証管理/サーバアクセス管理業務が煩雑化し、リスクが高まっている。本特集では、これらの課題解決のためのヒントと最新情報について解説する。
記事 ファイアウォール・IDS・IPS 標的型攻撃の予兆をいち早く検知して情報漏えいを防ぐ方法 2012/02/01 これまで日本は、グローバルなウイルス感染率や感染被害の統計データと比較して、治安情勢と同様に情報セキュリティについても安全な国と言われてきた。しかし、実際は多くの企業が既にサイバー攻撃の脅威にさらされており、かつ被害も受けていたことが、昨年ようやく明らかになった。人間のヒューマンエラーを高度な技術で誘発し、かつ執拗なまでに狙う不正な攻撃を、簡易かつ抜本から防ぐ術はもうない。こうした事故前提社会におけるセキュリティ対策について、専門家に話を聞いた。
記事 ID・アクセス管理・認証 オンライン不正詐欺の検知に役立つ、リスクベース認証とは? 2012/01/31 リスクベース認証とは、振る舞い認証などとも呼ばれる詐欺検知の技術である。接続IPアドレス、場所、操作コマンドを分析することで正規のアクセスなのか不正アクセスなのかを検知する手法だ。パスワードやカードによる認証の欠点を補い、サービスの利便性を損なわずにセキュリティ強度を挙げる手法として注目されているが、頻発するオンラインでの不正アクセスに対して、どれほど有効なのだろうか。シグマクシスの笠松隆幸氏と、日本ベリサインの小林伸二氏の講演をレポートする。
記事 IT戦略・IT投資・DX 【KOA事例】国産メインフレームから4255本のプログラムを全面移行、営業部員が気づかぬほどのスムーズさの秘訣とは? 2012/01/26 長野県に本社を置く大手電子部品メーカーKOAでは、1969年から積み上げてきた膨大なデータ資産を、国産の汎用機からIBM Power Systemsへ全面移行を実施した。同社では移行対象となるシステムの性質や重要度によって、「標準化・統合化」と「差別化」というアプローチを使い分け、システム最適化の実現と、さまざまな変化に対応できる体制を構築することに成功したという。(2011年12月7日開催「お客様成功事例セミナーin大宮」より)
記事 OS・サーバOS UEFIとは何か?Windows 8でも採用されるBIOSに代わる新たなプログラムの基本 2012/01/26 PCを起動したり、周辺機器の入出力をコントロールするための基本的なソフトウェアとして、永らくBIOSが使われてきたが、その役割を終えつつある。と、言われ続けて早数年、ようやくBIOSに代わって「UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)」へと世代交代が進みそうだ。Windowsの次期バージョン(コードネーム:Windows 8)では、このUEFIに標準対応することがマイクロソフトから表明されている。このWindows 8ではUEFIを用いたある機能について、今大きな議論が起きている。今回はこのUEFIの仕組みや変遷、メリットについて基本から見ていくことにしよう。
記事 セキュリティ総論 政府の情報セキュリティ政策会議、全省庁にCSIRTの設置を要請 2012/01/25 内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)主導で行われている「情報セキュリティ政策会議」は24日、各府省庁にCSIRT(情報セキュリティに即座に対応する組織)の保有を求めるとともに、国の情報セキュリティ全般を監視する最高情報セキュリティ責任者(CISO)を設置すると発表した。