シーメンスPLMソフトウェア 日本法人 代表取締役社長 堀田 邦彦
シーメンスPLMソフトウェア 日本法人 代表取締役社長
日本銅管(現JFE)、PLM大手ベンダー等で要職を歴任。LMS International日本法人・エルエムエスジャパンの代表取締役社長を経て、2013年10月より現職。長年にわたり自動制御や3次元データ関連の技術に関わる。
自動車業界は、世界中で厳格化が進む燃費規制や排出ガス規制に直面し、その達成期限が2025年までの間にさまざまに設定されています。こうした燃費規制や排出ガス規制に加え、安全性の向上、インテリジェント・モビリティの進展、さらには自動車と顧客のライフスタイルとの融合を望むユーザーニーズが相俟って、自動車完成車メーカー(OEMメーカー)は、拡大を続ける自動車業界で生き残りをかけ、エレクトロニクスや組込みソフトウェアへの依存度を高めています。こうした流れが自動車技術の抜本的な変更を強いており、自動車メーカーやサプライヤーは代替動力や車両の軽量化、エネルギーの最適化などの分野でさらに多くのイノベーションを創出する必要に迫られています。