- 2025/04/15 掲載
中国の25年成長率予測3.4%に下げ、米関税引き上げで=UBS
[北京 15日 ロイター] - UBSは15日、中国の2025年国内総生産(GDP)成長率予測を3.4%に下方修正した。米中間の関税引き上げが維持され、中国が追加刺激策を実施することを前提としている。
従来は4%と見込んでいた。26年の予測は3%に据え置いた。
中国の対米輸出が今後数四半期で3分の1に減少すると予想したほか、米国や世界の景気減速を織り込み、今年の中国の輸出全体がドル建てで10%減少するとの見通しを示した。
「われわれは中国の他の貿易相手国の一部も今後数カ月で中国製品に対する関税を引き上げる可能性があると考えるが、特定の製品に限られる公算が大きく、米関税のような規模にはならないだろう」とした。
米中間の関税がどのように進展するかを予測するのは極めて難しいとしながらも、両国が協議や交渉を行い、今後1、2カ月で最近の関税引き上げの一部を撤回する可能性は残されていると指摘した。
関連コンテンツ
PR
PR
PR