- 2025/04/04 掲載
FRB、政策変更前に指標見極め 不確実性高い=クック理事
[3日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のクック理事は3日、現在は不確実性が高いため、FRBは金融政策を変更する前に、経済指標の推移を時間をかけて見極める必要があるとの考えを示した。
クック氏はピッツバーグ大学での講演で「(FRBが担う)二重の責務の双方に対するリスクと不確実性が高まる中、政策金利を現行水準に維持しながら、見通しの変更につながる可能性のある動きを監視し続けることが適切となる」と述べた。
その上で「現時点では忍耐強く、注意深くあることができる」とし、「政策はさまざまな事態に対応できる状態にある。事態の進展に合わせ、自分自身の見通しを常に更新している」と語った。
米経済については、多くの人が先行き不安を感じる中でも、今年は「堅調」な状態で始まったと指摘。ただ、年内に経済成長は減速し、失業率はやや上昇するとしたほか、関税措置などの影響でインフレ低下の動きは「短期的に停滞する」との見方を示した。
その上で「インフレを巡るリスクは上向き、経済成長を巡るリスクは下向き、というシナリオに傾いている」とし、インフレ上昇と成長鈍化は「金融政策に対する課題になる可能性がある」と言及。関税措置でインフレ圧力が持続的に押し上げられるかどうか注視していると述べた。
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