- 2025/04/01 掲載
トランプ関税、かなり織り込まれた 日本株は売られ過ぎ=大和証G社長
[東京 1日 ロイター] - 大和証券グループ本社の荻野明彦社長は1日、株式市場の振れ幅は高まっているが、トランプ関税の影響は「かなりマーケットに織り込まれた」と述べ、日本株は売られ過ぎとの見方を示した。
同社入社式後に記者団に語った。
荻野氏は、昨年まではどちらかというと米国1強としてアメリカに資金が回っていたが、トランプ大統領が就任して以降、「まだら模様な形になっている」と指摘。当面は関税政策が具体的にどう落ち着くのかを見極める展開が予想される中、注目されるセクターとしては、内需やバリュー株を挙げた。輸出産業は様子見という。
連日の下落で、足元の日経平均のPERが15倍を割り込んだことを踏まえ「売られ過ぎ」との認識も示し、年後半から日経平均株価は再度高値にトライする展開を予想しているという。大和証Gの年末予想は4万5000円。
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