- 2025/03/29 掲載
年内2回利下げが妥当、企業の関税対応見極めへ=米SF連銀総裁
デイリー総裁は27日、電話による記者会見で、地元企業やコミュニティーリーダーは、関税措置によりコストが上昇すると予想し、回避策を模索する反面、時間の経過とともに一部関税が緩和されるか、例外措置が設けられるとも考えていると指摘。
一方、インフレはピークから低下しており、昨年の連邦準備理事会(FRB)の利下げにより、企業が保留していたプロジェクトの「採算が取れる」ようになっていると述べた。
また「金融政策も経済も良い状態にあるため、判断を急ぐ理由はない」とし、実際の最終的な関税パッケージの範囲や規模、時期を把握し、経済への全体的な影響を見極めるのに必要な時間を取ることができると述べた。
関連コンテンツ
PR
PR
PR