- 2025/03/24 掲載
日経平均は小幅に3日続落、様子見姿勢強まり方向感出ず
[東京 24日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比68円57銭安の3万7608円49銭と、小幅に3日続落して取引を終えた。前週末の米株高の流れを引き継いで朝方は買い優勢となったが、次第に様子見ムードが広がり、一進一退の展開が続いた。特に後場は膠着感が強く値幅は95円程度にとどまり、指数に明確な方向感は出なかった。
日経平均は前営業日比164円高と底堅くスタートした後、不安定な値動きとなり小幅安に転じた。トランプ米大統領が関税について柔軟に対応する姿勢を示したことで警戒感が和らぎ、前週末の米国株は上昇。日本株もこの流れを引き継いだが、買いの勢いは続かず、次第に様子見ムードが広がった。市場では「相互関税については、品目や地域など詳細が分かっておらず、情報を待たなければいけない」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれ、積極的な取引が手控えられているという。
後場は一段と膠着感が強まり、日経平均は前営業日終値を挟んでもみ合いとなったが、大引けにかけてやや売りが優勢となった。一方、個別材料が出た銘柄を物色する動きもみられた。
市場では「日経平均は上値の重さがみられる一方、TOPIXは高値圏で推移しており、内需株は比較的しっかりしている」(フィリップ証券のアナリスト・笹木和弘氏)との声が聞かれた。笹木氏は「米関税を巡る不透明感が完全に後退したわけではなく、内需選好が続くとみられ、目先の日経平均は横ばい圏の動きとなりそうだ」と話した。
TOPIXは0.47%安の2790.88ポイントで取引を終了。プライム市場指数は0.48%安の1436.48ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は3兆7894億5000万円だった。東証33業種では、不動産、繊維製品、非鉄金属など11業種が値上がり。銀行、機械、鉄鋼など22業種は値下がりした。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.23%安の665.57ポイントと小幅に反落した。
きょうグロース市場に新規上場したミライロは初値が付かず、差し引き約2万株の買い気配で取引を終えた。
個別では、住友不動産が10%超高と大幅上昇。ブルームバーグが24日、物言う株主(アクティビスト)として知られる米エリオット・インベストメント・マネジメントが同社株を取得したと報じ、手掛かりとなった。株主還元方針の変更を発表した太陽ホールディングスは14%超高となり、プライム市場の値上がり率トップ。
指数寄与度の大きい東京エレクトロン、ファーストリテイリングは小幅安、アドバンテストは1%超安だった。キオクシアホールディングスは5%超安。主力のトヨタ自動車は小幅高だった。
プライム市場の騰落数は、値上がり476銘柄(29%)に対し、値下がりが1105銘柄(67%)、変わらずが56銘柄(3%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 37608.49 -68.57 37841.68 37,608.49─37
,841.68
TOPIX 2790.88 -13.28 2809.15 2,790.29─2,8
10.79
プライム市場指数 1436.48 -6.94 1445.31 1,436.18─1,4
46.69
スタンダード市場指数 1313.04 +2.22 1314.51 1,313.04─1,3
17.59
グロース市場指数 855.37 -2.07 859.76 855.37─863.8
4
グロース250指数 665.57 -1.53 669.10 665.57─672.7
5
東証出来高(万株) 165666 東証売買代金(億円) 37894.50
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