- 2025/03/21 掲載
全国コアCPI、2月は+3.0% エネルギー鈍化も3カ月連続で3%台
[東京 21日 ロイター] - 総務省が21日発表した2月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合指数、コアCPI)は前年比3.0%上昇となった。伸びは前月の3.2%から鈍化したが、3カ月連続で3%台。政府の電気・ガス価格支援策の再開でエネルギー価格の伸び率が大幅に縮小する一方で、生鮮食品を除く食料が一段と伸び率を拡大した。
コア指数の伸び率は事前予想の2.9%を上回った。
エネルギー価格は6.9%上昇で、前月の10.8%上昇を下回った。電気代は9.0%上昇、都市ガス代は3.5%でいずれも前月を大幅に下回った。政府の電気・ガス料金負担軽減支援事業で、総合指数は0.33%ポイント押し下げられた。
一方、生鮮を除く食料は5.6%上昇し、前月の伸び率5.1%を上回った。うるち米(コシヒカリを除く)は価格高騰が続き、前年比81.4%上昇となった。
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