- 2025/03/04 掲載
アラムコ、25年の配当急減予想 24年は減益
[ドバイ 4日 ロイター] - サウジアラビアの国有石油会社サウジアラムコは4日、2025年の配当総額が前年比約30%減の854億ドルになるとの見通しを示した。
販売減少とコスト増加が響いた。
24年の配当は1242億5000万ドル、23年の配当は977億8000万ドルだった。
24年の配当金には業績に関係なく支払う基本配当に加え、約431億ドルの業績連動型配当が含まれていた。
同社は25年第1・四半期の業績連動型配当を2億ドルと発表。24年各四半期の業績連動型配当だった108億ドルを大幅に下回った。
24年の純利益は1062億ドルで、23年の1213億ドルから減少した。
同社は減益の理由について「収入の減少や販売に関連するその他利益の減少のほか、営業経費の増加、金融利益などの減少が主因だ。法人税とザカート(喜捨)の減少が一部、相殺要因となった」と表明した。
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