- 2025/03/03 掲載
独製造業PMI、2月改定値は46.5 23年1月以来の高水準
生産、新規受注、輸出売上高が小幅な減少にとどまった。新規受注の落ち込みは2022年4月以降で最も小さかった。一方で、雇用は大幅に減少し、人員削減幅ペースは3カ月ぶりの高水準となった。
ハンブルグ商業銀行(HCOB)のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「最近、雇用削減が急速に進んでいる。しかし生産が安定しつつあることから、企業が徐々に方針を転換する可能性もある」との見方を示した。
2月はサプライチェーン全体の余剰生産能力を背景に、仕入れ価格と販売価格が共に低下した。
今後の生産に対する見通しは明るいが、地政学的緊張と関税に対する懸念から、景況感は3年ぶり高水準だった1月から小幅低下した。
PR
PR
PR