連合は２７日、春闘の労使交渉がヤマ場を迎える３月中旬を前に東京都内で中央集会を開いた。芳野友子会長は「賃上げの流れを働くすべての仲間に波及させるためには今がまさに踏ん張りどころだ」と述べ、歴史的高水準の賃上げとなった２０２４年春闘の勢いを維持し、定着させるよう呼び掛けた。

集会には傘下の労働組合幹部ら約１７００人が参加。連合が情勢報告などを行い、最後に全員で「頑張ろう」を三唱して気勢を上げた。集会後には会場周辺をデモ行進した。

【時事通信社】 〔写真説明〕連合の中央集会であいさつする芳野友子会長（壇上）。前列右から２人目は立憲民主党の野田佳彦代表。右端は国民民主党の古川元久代表代行＝２７日午後、東京都千代田区 〔写真説明〕デモ行進を前に、撮影に応じる連合の芳野友子会長（中央）ら＝２７日午後、東京都千代田区