［ニューヨーク　２６日　ロイター］ - 米国株式市場では、半導体大手エヌビディアの決算発表を引け後に控え、Ｓ＆Ｐ総合５００種がほぼ横ばいで取引を終えた。

午後の取引では、トランプ米大統領の関税を巡る発言を消化する中、株価が圧迫された。

トランプ氏は２６日、欧州連合（ＥＵ）からの輸入品に対する２５％の関税賦課を近く発表すると述べた。メキシコとカナダに対する関税については４月２日に発動すると表明し、発動再延期への期待が高まった。

エヌビディアは上昇して通常取引を終了。フィラデルフィア半導体指数も上昇した。

業種別では情報技術が上昇した一方、ヘルスケアや主要消費財などに売りが出た。

投資家の関心はエヌビディアの決算とコメントに集まる。人工知能（ＡＩ）業界では１月、中国ディープシークの低コストモデル登場を受けて動揺が広がり、米企業の巨額投資に対する疑念が生じた。

シノバス・トラストのポートフォリオマネジャー、ダニエル・モーガン氏は、エヌビディアから需要について前向きなコメントが出れば、ＡＩに多額の投資をする企業の株価が上昇すると予想した。

終値 前日比 ％ 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株３０種 43433.12 -188.04 -0.43 43635.42 43866.50 43318.93

前営業日終値 43621.16

ナスダック総合 19066.27 +39.88 +0.21 19109.32 19286.02 18966.46

前営業日終値 19026.39

Ｓ＆Ｐ総合５００種 5956.06 +0.81 +0.01 5970.87 6009.82 5932.69

前営業日終値 5955.25

ダウ輸送株２０種 15861.07 -48.52 -0.30

ダウ公共株１５種 1015.39 +3.56 +0.35

フィラデルフィア半導体 4989.68 +100.80 +2.06

ＶＩＸ指数 19.06 -0.37 -1.90

Ｓ＆Ｐ一般消費財 1731.86 -6.76 -0.39

Ｓ＆Ｐ素材 557.28 -0.40 -0.07

Ｓ＆Ｐ工業 1141.54 +0.72 +0.06

Ｓ＆Ｐ主要消費財 906.10 -17.14 -1.86

Ｓ＆Ｐ金融 844.39 -1.81 -0.21

Ｓ＆Ｐ不動産 267.82 -1.58 -0.59

Ｓ＆Ｐエネルギー 676.23 -3.31 -0.49

Ｓ＆Ｐヘルスケア 1720.36 -11.87 -0.69

Ｓ＆Ｐ通信サービス 350.61 +0.30 +0.08

Ｓ＆Ｐ情報技術 4507.84 +39.69 +0.89

Ｓ＆Ｐ公益事業 404.00 +1.51 +0.37

ＮＹＳＥ出来高 6.86億株

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 38075 - 145 大阪比

シカゴ日経先物3月限 円建て 38055 - 165 大阪比