- 2025/02/26 掲載
米EVルーシッド、CEOが退任 今年の生産台数は2倍超を予想
同社はピーター・ローリンソン最高経営責任者(CEO)が退任することも発表した。マーク・ウィンターホフ最高執行責任者(COO)が暫定CEOを務める。
25年の生産台数は2万台程度となり、前年の約9000台の2倍超になるとの見通しを示した。
カンター・フィッツジェラルドのシニアエクイティアナリスト、アンドレス・シェパード氏は、CEO交代は「驚き」ではあるものの予想外ではないとし、生産台数見通しは「心強い」と述べた。
米国のEV需要が不透明な中でルーシッドは製品群の多様化を図り、「グラビティ」でSUV(スポーツタイプ多目的車)市場に参入。米テスラの「モデルX」やリビアンの「R1S」と肩を並べている。
シェパード氏は「ルーシッドは素晴らしい製品を持っている。今はただ、会社を立て直すことができるか、グラビティで需要と生産を増やすことができるか、26年に投入する中型車までの時間を埋められるかが課題となっている」と指摘した。
PR
PR
PR