- 2025/02/25 掲載
NY市場サマリー(24日)ナスダック1%超安、ユーロ上げ幅縮小・利回り低下
ユーロ/ドルは一時1.0528ドルと、約1カ月ぶり高値を更新。終盤の取引では0.19%高の1.0478ドル。
主要通貨に対するドル指数は一時106.12と、昨年12月10日以来の安値を更新。終盤の取引では0.07%安の106.57。1月に付けた約2年ぶりの高値からは3%以上低い水準にある。
ドルは対円で0.31%高の149.76円。
NY外為市場:[USD/J]
<債券> 10年債利回りが2カ月余りぶりの低水準を付けた。財務省がこの日実施した690億ドルの2年債入札は堅調な需要を集めた。また、今週は連邦準備理事会(FRB)が物価動向をみる上で重視する米個人消費支出(PCE)価格指数が発表される。
10年債利回りは2.2ベーシスポイント(bp)低下の4.398%。取引序盤では一時、4.389%と昨年12月17日以来の低水準を付けた。
2年債利回りは2.8bp低下の4.166%。
2年債と10年債の利回り格差は21.6bpと、21日終盤の22.9bpから縮小した。
30年債利回りは1.3bp低下の4.656%となった。
米金融・債券市場:[US/BJ]
<株式> ナスダック総合が1%超下落して取引を終えた。半導体大手エヌビディアの決算発表を週内に控え、人工知能(AI)を支える技術への需要を巡る懸念から大型ハイテク株に売りが出た。
ナスダックは3営業日続落で、1%超下げるのは今月4回目となった。S&P総合500種も3日続落、ダウ工業株30種はわずかに上昇して取引を終えた。
エヌビディアが28日に発表する決算では、同社の高価格AI半導体への需要が焦点となる。1月に中国ディープシークの低コストAIモデル登場で業界に動揺が広がって以降、AIへの巨額投資に疑問が浮上している。
エヌビディアは3.1%下落。半導体のブロードコムも4.9%安、アマゾン・ドット・コムは1.8%安、マイクロソフトは1%安となった。AI関連のパランティア・テクノロジーズも10.5%急落した。
アップルは0.7%上昇。今後4年間で米国に5000億ドルを投資すると発表した。
米国株式市場:[.NJP]
<金先物> 米政権による高関税政策への警戒感を背景に安全資産としての金買いが根強く、反発した。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前週末比10.00ドル(0.34%)高の1オンス=2963.20ドルと、中心限月の清算値ベースで2営業日ぶりに史上最高値を更新した。
NY貴金属:[GOL/XJ]
<米原油先物> 米国がイランへの制裁強化を発表したことで、供給混乱への懸念が台頭し、反発した。米国産標準油種WTIの中心限月4月物は前週末清算値(終値に相当)比0.30ドル(0.43%)高の1バレル=70.70ドルだった。5月物は0.23ドル高の70.45ドル。
NYMEXエネルギー:[CR/USJ]
ドル/円 NY終値 149.71/149.73
始値 149.73
高値 149.87
安値 149.20
ユーロ/ドル NY終値 1.0466/1.0469
始値 1.0468
高値 1.0485
安値 1.0454
米東部時間
30年債(指標銘柄) 17時05分 99*16.00 4.6560%
前営業日終値 99*09.50 4.6690%
10年債(指標銘柄) 17時05分 101*25.50 4.4003%
前営業日終値 101*20.50 4.4200%
5年債(指標銘柄) 17時03分 100*02.00 4.2352%
前営業日終値 99*30.75 4.2580%
2年債(指標銘柄) 17時05分 99*29.13 4.1725%
前営業日終値 99*28.00 4.1920%
終値 前日比 %
ダウ工業株30種 43461.21 +33.19 +0.08
前営業日終値 43428.02
ナスダック総合 19286.93 -237.08 -1.21
前営業日終値 19524.01
S&P総合500種 5983.25 -29.88 -0.50
前営業日終値 6013.13
COMEX金 4月限 2963.2 +10.0
前営業日終値 2953.2
COMEX銀 3月限 3260.3 ‐40.9
前営業日終値 3301.2
北海ブレント 4月限 74.78 +0.35
前営業日終値 74.43
米WTI先物 4月限 70.70 +0.30
前営業日終値 70.40
CRB商品指数 308.4508 ‐2.7648
前営業日終値 311.2156
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