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- 2025/02/19 掲載
DeepSeekで崩れた「AI銘柄」の序列、いま最も有利な位置にいるのは誰か？主要6社分析
1月末、AI関連銘柄の景色に大きな変化が起きた。中国AIスタートアップDeepSeekが、低コストでOpenAIのGPTと同等の性能を達成したことから、世界の市場を賑わせた。米国で活動するファンドマネージャーらは、「もはやAI関連株が一様に恩恵を受ける状況ではない」と言う。新たなフェーズに入ったAI銘柄の今後について解説する。
（Photo/Skorzewiak/Ken Wolter/Michael Vi/Jack Hong/Shutterstock.com）
※本記事は、米国モーニングスター社の記事「DeepSeek Shows There Is No Longer One “AI Trade,” but Many」をもとにFinTech Journal編集部が翻訳・再構成したものです。米国モーニングスターの独占的な権利に属しており、私的利用かつ非営利目的に限定します。また、米国モーニングスター及びその関連会社は、本翻訳記事の利用に関して一切の責任を負いません。
DeepSeekショックからの流れを読み解く「5つの要点」
- AI技術ブームはまだ初期段階にあるが、DeepSeekのモデルは株式投資家に新たな局面を示すものとなった。
- 「大手AI企業の間では、先行する企業と遅れを取る企業との差がさらに広がるだろう」とファンドマネージャーらは言う。
- AIに使用されるチップの構成の変化が、ブロードコムやマーベルに有利に働く可能性がある。ただし、成長市場がエヌビディアにとって好材料である状況は変わらず、TSMCはどのチップが使用されるかに関わらず恩恵を受けると考えられる。
- これまでのところ、AI活用の具体的なリターンを示している数少ない企業の1つがメタである。
- 公益事業銘柄の展望は、効率性向上による需要減少よりも、需要増加に対する価格下落の影響が大きく現れるかどうか次第だ。
AI銘柄は「優勝劣敗」フェーズに突入
これまでの2年間、AI関連取引がテクノロジー株やその他の銘柄を幅広く上昇させてきた。だが、中国企業であるDeepSeekの最近の動向は、このブームの新たな段階の幕開けを示すものとなった。今すぐビジネス＋IT会員にご登録ください。
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