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- 2025/03/21 掲載
2024年あれほどアツかった銘柄が「軒並み下落」の理由、2025年の「上昇銘柄」の特徴は
エヌビディアやブロードコムなど、2024年に“大勝”したAI関連銘柄が、2025年初めから低迷している。2月末から3月にかけての2週間で個別銘柄のパフォーマンスを調査したところ、2024年株式市場の大勝銘柄「トップ15社」すべてが下落したことが明らかになった。この事態を引き起こしている要因は何か、そしてこのような状況下で上昇している銘柄の特徴を解説する。
（Photo/Alan Mazzocco/slyellow/Michael Vi/Shutterstock.com）
※本記事は、米国モーニングスター社の記事「Hot Stocks from 2024 Have Grown Cold」をもとにFinTech Journal編集部が翻訳・再構成したものです。米国モーニングスターの独占的な権利に属しており、私的利用かつ非営利目的に限定します。また、米国モーニングスター及びその関連会社は、本翻訳記事の利用に関して一切の責任を負いません。
エヌビディアやパランティア、ブロードコムも……
2024年には力強い上昇を見せた米国株式市場だが、2024年の大勝銘柄の多くが下落したことをきっかけに低迷している。「モーニングスター米国大型株インデックス」は米国株式市場の時価総額上位70％を対象としているが、その構成銘柄を見てみると、2024年の3大勝者はAI銘柄であるパランティア・テクノロジーズ、エヌビディア、ブロードコムだった。
2月末から3月頭にかけての2週間で、パランティアは32.3％下落、エヌビディアは16.8％下落、ブロードコムは18.0％下落している。大型株インデックス全体では6％の下落だった。
（出典：モーニングスター・ダイレクト。2025年3月4日時点のデータ）
【一覧表】2024年好調だったトップ15銘柄「すべて下落」
2024年パフォーマンス上位の大型株15銘柄のうち、3月4日時点での過去2週間（2月19日～3月4日）で全銘柄が下落し、2/3以上が2桁下落を記録した。
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