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- 2025/03/18 掲載
「世界一の投資家」バフェットが「株価安すぎ」と評した日本5大商社、なぜ称賛?
バークシャーの「2024年決算」ポイントは?
バークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェット会長が2月22日、注目の年次株主書簡を発表した。巨大コングロマリットの指揮官として60年目を迎えたバフェット氏は、バークシャーの巨額の現金ため込みを懸念する投資家たちを安堵(あんど)させるとともに、同社が保有する日本株や2024年の保険事業の好業績に関する見識を示した。
この書簡には2024年決算が添えられており、営業利益が前年比27%増の474億ドルに達したことを示している。「同社の事業のうち半分以上が2024年減益を経験したにもかかわらず」とバフェット氏は語った。
バークシャーの保険部門の好調な収益は、全体の利益の大部分をけん引することになった。バフェット氏はさらに、米国財務省短期証券による投資収益が「予想通り大幅」に増加したことも挙げている。
バークシャーの株価は、2025年初来で5.6%、過去12カ月間では17.2%上昇している。「モーニングスター米国市場インデックス」は2025年年初来で2.31%、過去12カ月間では21.76%のリターンとなっている。バークシャーは2024年夏の終わり、時価総額が初めて1兆ドルを越えた。
以降は投資家にとっての重要ポイントをまとめたものである。
いまの現金保有額は「異常」なのか?バフェット氏の回答
バークシャーの手元資金がここ数カ月、市場関係者の間で臆測を呼んでいる。第4四半期末時点で同社の現金保有高は3,340億ドルと目玉が飛び出るほどの額に達しており、アップルとバンクオブアメリカの持ち株売却と自社株買いの減速により、この額はさらに増加している。
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