- 2025/02/20 掲載
リオ・ティント、昨年決算の基調的利益は5年ぶり低水準
前年は117億6000万ドル。
リオの鉄鉱石の1トン当たり平均価格は前年比で10%下落し、鉄鉱石部門の基調的営業利益は19%減った。一方、アルミニウム部門の基調的営業利益は61%伸びた。
銅部門の基調的営業利益も75%増。モンゴルのオユトルゴイ鉱山の操業開始や、チリのエスコンディーダ鉱山での産出好調、米西部ユタ州のケネコット鉱山での製錬再開が寄与した。
期末配当金は1株当たり2.25ドルと、前年の2.58ドルを下回った。通年では1株当たり4.02ドルで、19年以来5年ぶりの低水準となった。
リオは、オーストラリア西海岸を今年襲った熱帯低気圧による鉄鉱石の出荷減が1300万トンに上ると予想している。
また、ピルバラ鉄鉱石の25年通期の単価見通しは1トン当たり23―24.5ドルと、前年の23ドルをやや上回ると見込んだ。
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