- 2025/02/10 掲載
DBSが株主還元発表、純金利収入見通し改善 株価最高値
[シンガポール 10日 ロイター] - シンガポールの銀行最大手DBSの株価が10日、過去最高値を更新した。今年の純金利収入が改善するとの見通しを示したことや株主還元策を発表したことが好感されている。
同時に発表した昨年第4・四半期決算は市場予想通りの増益となった。
同行は今年の連結純金利収入が昨年の150億4000万シンガポールドル(111億ドル)をわずかに上回ると予想。従来予想は昨年並みだった。
ピユシュ・グプタ最高経営責任者(CEO)は「マクロ経済と地政学的な不確実性は依然存在するものの、過去10年間に実施したフランチャイズ化とデジタルトランスフォーメーションにより、健全なリターンを提供し続ける良い位置につけている」と表明した。
純金利マージンは前年同期の2.13%から2.15%に上昇。
第4・四半期の純利益は前年同期の23億9000万シンガポールドルから26億2000万シンガポールドル(19億ドル)に増加した。商業銀行業務とトレーデング業務が好調だった。
LSEGのデータによると、アナリスト5人の予想平均値は26億3000万シンガポールドルだった。
同行の株価はこの日、46.5シンガポールドルの過去最高値を付けた。
期末配当は1株60シンガポールセント。前年は54セントだった。
今年は四半期ごとに1株15シンガポールセントの資本還元配当を実施する。その後2年間もほぼ同額の資本を資本還元配当などの形で還元する。
同行では3月、グプタCEOが退任し、後任に機関投資家向け銀行業務部門を率いるタン・スーシャン氏が就く。DBS初の女性CEOとなる。
関連コンテンツ
PR
PR
PR