- 2025/02/06 掲載
FRB、追加利下げに傾く 不確実性に留意必要=リッチモンド連銀総裁
バーキン総裁はブルームバーグテレビのインタビューで、関税、規制緩和、移民問題、エネルギー政策、地政学的な問題など、数多くの不確実性が存在していると指摘。ただ、インフレ率がさらに低下し、経済成長が継続すると予想される中、一段の利下げが望ましいというのが基本的な考えだと述べた。
FRBは昨年9月から12月にかけて3会合連続で合計1%ポイントの利下げを実施した後、1月28─29日に開いた会合で金利据え置きを決定。今後の利下げ時期についてはほとんど手掛かりを与えず、トランプ政権の政策を見極めていく姿勢を示した。
バーキン総裁は、現行の金利水準(4.25─4.50%)はなお制約的な水準との見方を示し、この金利水準でインフレ率はFRBが目標とする2%に向けて低下していくと予想。ただ「様子を見る必要がある」と述べた。
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