- 2025/02/05 掲載
仏サービスPMI、1月は48.2に下方改定 5カ月連続50割れ
需要低迷や政局の不透明感を背景に好不況の分かれ目となる50を5カ月連続で下回った。昨年12月は49.3だった。
ハンブルク商業銀行のエコノミスト、タリク・カマル・チョードリー氏は「政治的な不透明感が影響したとの回答や、顧客需要の鈍化、景気の先行きへの自信の低下が影響したとの回答があった」と述べた。
1月のサービス部門の雇用減少ペースは2020年10月以来の高水準。自然減や一時契約の終了が背景。
企業の信頼感は56カ月ぶりの低水準。国内政治の不透明感を反映した。
投入価格の上昇ペースは5カ月ぶりの高水準だったが、販売価格は21年4月以来初めて低下した。金利低下や競争力の維持に向けた取り組みが背景。
新規事業は小幅に減少。輸出受注には安定化の兆しが出ている。
企業は依然として先行きに慎重で、将来の活動に対する期待度は20年5月以来の低水準だった。
サービス業と製造業を合わせた1月の総合PMI改定値は47.6で、昨年12月の47.5、速報値の48.3を下回った。5カ月連続の50割れとなった。
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