- 2025/01/27 掲載
ファナック、営業益予想を1523億円に上方修正 在庫は概ね適正に
[東京 27日 ロイター] - ファナックは27日、2025年3月期の連結営業利益予想を1508億円から1523億円(前年比7.3%増)に上方修正した。22年度下期から在庫調整が続いていたが、概ね適正な在庫状況に戻りつつある、とした。
IBESがまとめたアナリスト23人のコンセンサス予想では、25年3月期通期の連結営業利益の平均値は1536億円だった。
24年10―12月期の営業利益は前期比18%減の349億円となった。円安により未実現利益が116億円と膨らんだ。
受注高は2011億円で前期比8.3%増加。地域別に見ると、日本が8.7%減となったほかは、中国を含めて前期比増加している。部門別ではロボットの受注が前期比23%増と増加した。ロボットの受注増加について山口賢治社長は会見で「米国、中国で主に増加した。政策や関税がはっきりせず先は見通しにくいが、在庫調整が進んできたため、1―3月期の受注は10―12月期より増加するとみている」と述べた。
人手不足が強まる中、ロボットの需要は各地で高まっている。シェアの高い米国のさらなる強化のほか、ベトナム、インド、東欧、スペインなどでも拠点を強化していくという。
25年1―3月期の想定為替レートは1ドル=140円、1ユーロ=150円。
24年4―12月期の営業利益は前年同期比2.9%増の1104億円だった。主力のファクトリーオートメーション(FA)はインドや補助金制度等が支えとなった中国で好調に推移。一方、ロボット部門は、中国で好調だったEV(電気自動車)向けが下降気味となったほか、欧米でも自動車関連が低調で、減収となった。
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