• 2025/01/25 掲載

日銀「0.5%の壁」到達=利上げ継続、判断慎重に

時事通信社

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日銀が政策金利を0.5%程度にすると決めた。2%物価上昇目標の持続的・安定的な実現の確度が一段と高まれば、利上げの継続が見込まれ、過去30年近く越えたことのない「0.5%の壁」を越える。景気を刺激することも冷ますこともない「中立金利」に近づいていくため、過度な金融引き締めにつながらないよう慎重な政策運営が求められることになる。

日銀は最新の景気予測「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で示した2026年度までの見通し期間の後半に、政策金利を中立金利の水準まで引き上げることを想定。中立金利は1~2.5%程度と幅広いレンジ(範囲)で推計されている。日銀内には「1%までは利上げを進めたい」(幹部)との意見がある。

ただ、実際の中立金利の把握は難しい。植田和男総裁は「どの辺で利上げをストップするのかという問題は、大きな課題として依然残っている」と説明する。

0.5%に利上げするのは約18年ぶり。前回は06年3月に量的金融緩和を解除した後、同年7月と07年2月に0.25%ずつ利上げを進めた。

しかし、08年秋のリーマン・ショックで量的緩和に逆戻りし、長らく「金利のある世界」から遠のいた。継続的な利上げが日本経済にどのような影響を及ぼすのか、過去のデータは乏しく、今後は経済・物価の反応を見極めながら利上げを判断する局面となる。

植田氏は今回の利上げを決めた24日の金融政策決定会合後の記者会見で、「ぽんぽん上げていけると安易に考えず、注意深く進んでいきたい」と述べた。

野村総合研究所の木内登英エグゼクティブ・エコノミストは、経済の実力を示す「潜在成長率」の低さなどから、中立金利は「1%弱」にとどまると想定。「経済・物価に悪影響が及ばないよう手探りの政策運営となる。今年後半の0.75%への利上げで打ち止めとなる」とみている。

【時事通信社】 〔写真説明〕金融政策決定会合後、記者会見する日銀の植田和男総裁=24日午後、日銀本店

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