- 2024/12/25 掲載
「経済・物価の改善続けば利上げ」と植田日銀総裁、時期は明言せず
[東京 25日 ロイター] - 日銀の植田和男総裁は25日、経団連の審議員会で講演し、経済・物価情勢の改善が続いていけば「それに応じて政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくことが必要になる」と述べた。ただ、緩和度合い調整のタイミングやペースは「今後の経済・物価・金融情勢次第」と述べるにとどめた。国内外の様々なリスク要因を十分注視するとし、米国の新政権の経済政策や来年の春季労使交渉(春闘)に向けた動向を注目ポイントに挙げた。
植田総裁は米国の次期政権の経済政策を巡る「不確実性は大きい」と指摘。米国の政策運営は米国の経済・物価のみならず、「世界経済や国際金融資本市場にも、大きな影響を及ぼし得る」とした。
春闘については、経団連の十倉雅和会長が2025年は24年に加速した賃上げの流れを定着させ、「構造的な賃金引き上げを実現したい」と発言したことに対して「私も同感だ」と述べた。その上で「重要なことは、2%の物価上昇と整合的な賃上げを当たり前のこととして社会に定着させていくことだ」と語った。
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