- 2024/12/19 掲載
印当局、酒類大手ペルノとABインベブ捜索 価格共謀か=関係筋
[ニューデリー 19日 ロイター] - インド競争委員会(CCI)は、小売業者と価格共謀した疑いがあるとして、フランスの蒸留酒大手ペルノ・リカールとベルギーのビール大手アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ)の南部ハイデラバード市にあるオフィスを18日に家宅捜索した。事情に詳しい複数の関係筋が明らかにした。
酒類業界に対する取り締まりとしてはここ数年で最大級となる。
「バドワイザー」を展開するABインベブは「具体的な内容についてはコメントできないが、われわれは独占禁止法の順守を非常に重視しており、当局と協力している」と表明した。
「シーバスリーガル」などを手掛けるペルノからは今のところコメントを得られていない。
CCIからもコメントを得られていないが、その規則では価格共謀に関する捜索や調査の詳細は結論が出るまで秘密にされることになっている。
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