• 2024/12/19 掲載

日銀決定会合・識者談話

時事通信社

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◇1月利上げも困難 鈴木健吾・みずほ銀行個人商品業務部マーケットライン長

日銀が追加利上げを見送ったのは予想通りだ。声明文も前回とほぼ変わりはなく、サプライズはなかった。ただ、市場の一部では利上げに踏み切るとの見方があったため、円安が進む形となった。植田和男総裁も会見で「賃金動向について、もう少し情報が必要」と述べるなど利上げを急ぐ印象はなく、円売りに拍車が掛かった。

来年1月の会合はトランプ次期米政権の政策を見極める必要があり、基本的に利上げは難しいと考える。もっとも、円相場が1ドル=160円を超えて下落すれば輸入物価の上昇につながるため、日銀は利上げせざるを得ないだろう。

◇1月利上げ、可能性やや低下 久後翔太郎・大和総研シニアエコノミスト

日銀が今回の会合で政策金利を据え置いたことは予想通りだった。植田和男総裁の記者会見では、追加利上げの判断に向けて、国内の賃金上昇の持続性とトランプ次期米政権の政策リスクの2点を見極めたい姿勢が示された。1月利上げがメインシナリオであることに変わりはないが、その可能性がやや低下した印象だ。

国内の賃金上昇は高水準を維持すると予想しており、基本的には1月会合で利上げに踏み切るとみている。ただ、トランプ氏が掲げる政策の不確実性をより注視するのであれば、3月利上げの可能性が今後高まるだろう。

【時事通信社】

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