- 2024/12/19 掲載
FRB当局者、25年は2回の0.25%利下げ想定
最新の見通しによると、25年末時点のフェデラルファンド(FF)金利見通し中央値は3.9%と、前回9月の3.4%から上昇した。
26年末時点での金利見通し中央値も3.4%と、前回の2.9%から上昇。これは26年中に2回分の利下げを見込んだ水準で、前回見通しと同じ。
FRBが公表した金利・経済見通しの概要は以下の通り。
●FF金利見通し中央値(カッコ内は前回見通し)
*24年末:4.4%(4.4%)
*25年末:3.9%(3.4%)
*26年末:3.4%(2.9%)
*27年末:3.1%(2.9%)
*長期: 3.0%(2.9%)
●25年に0.5%ポイント、26年に0.5%ポイントの利下げを示唆
●政策金利は27年に3.1%に達すると示唆
●長期見通しは3.0%(前回9月見通しは2.9%)
●25年の利下げ回数について当局者19人のうち、1人が据え置き、3人が1回、10人が2回、3人が3回、1人が4回、1人が5回と予想
●25年の経済成長とインフレ率は共に前回の見通しから上方修正
●25年末時点の失業率4.3%と予測(前回4.4%)
●25年末時点のインフレ率2.5%と予測(前回2.1%)、コアインフレ率2.5%と予測(前回は2.2%)
●25年の経済成長率2.1%と予測(前回2.0%)、長期的な成長率1.8%と予測(前回から変更なし)
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