- 2024/12/18 掲載
午前の日経平均は続落、主力株が押し下げ TOPIXは上昇
日経平均は187円安で寄り付いた後、241円安の3万9123円32銭まで下落した。前日の米国株安を嫌気する一方、売り一巡後は時間外取引での米株先物やアジア株が底堅く推移し、日経平均はプラス圏とマイナス圏を行き来する値動きとなった。
TOPIXは上昇し、0.12%高の2731.48ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は2兆1533億1600万円だった。東証33業種では、輸送用機器、電気・ガス、鉱業など21業種が値上がり、その他製品、情報・通信、パルプ・紙など12業種は値下がりした。
業種別では、日産自動車とホンダの統合報道を受けて、自動車株が軒並み上昇した。個別では日産自動車が22%超高となったほか、三菱自動車工業が13%超高、マツダ、日野自動車、SUBARUが2─3%超高となった。ホンダは2%超安だった。
市場では「統合報道を受けた思惑買いに加え、自動車株の割安感に注目した連想買いも入っているようだ」(アイザワ証券の坂瀬勝義市場情報部長)との声が聞かれた。
きょうプライム市場に新規上場したキオクシアホールディングスは1440円で初値を付け、公開価格の1455円を下回った。前場は1508円で引けた。
主力株では、ソフトバンクグループ、ソニーグループが2─3%超安、ファーストリテイリングが小幅安となり、日経平均を押し下げた。半面、ディスコは上昇した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが774銘柄(47%)、値下がりは800銘柄(48%)、変わらずは68銘柄(4%)だった。
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