• 2024/12/14 掲載

民間ロケット、打ち上げ中止=風が要因、カイロス2号機―スペースワン

時事通信社

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宇宙開発ベンチャーのスペースワン(東京)は14日、人工衛星を搭載した小型ロケット「カイロス」2号機の打ち上げを中止した。同日午前中に自社の発射場「スペースポート紀伊」(和歌山県串本町)から発射する予定だった。同社は要因について「風」と説明している。

初号機は3月13日の発射直後に爆発していた。民間単独開発ロケットでは国内初となる衛星の軌道投入への再挑戦は延期される。

カイロス2号機は初号機同様、全長約18メートル、重さ約23トンで、3段式固体燃料と液体燃料エンジンなどで構成。小型衛星5基を搭載し、このうち宇宙企業テラスペース(京都府京田辺市)の衛星には世界平和を祈願する仏像も設置されている。

初号機の爆発は、予測よりロケットの推力が足りず、自律飛行安全システムが「異常」と判断して飛行を中断させたことが原因。このためスペースワンは予測プロセスや同システムの判断基準を見直すなどして準備を進めてきた。

スペースワンは、キヤノン電子、IHIエアロスペース(群馬県富岡市)などの共同出資で2018年に設立。小型衛星をロケットで宇宙に運ぶサービスの展開を目指し、30年代には年間30機の打ち上げを目標にしている。

【時事通信社】

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