- 2024/12/14 掲載
米国株式市場=ほぼ変わらず、ナスダックは4週連続高
半導体大手ブロードコムは24%急騰。生成AI(人工知能)インフラを拡充するクラウドプロバイダーからのAI向けカスタム半導体やネットワーク関連製品の需要が増加するとの見通しを背景に、第1・四半期(11─1月)の売上高見通しが市場予想を上回った。
競合のエヌビディアは2.2%安、マーベル・テクノロジーは10.8%高とまちまち。フィラデルフィア半導体は3.2%上昇した。
インフラストラクチャー・キャピタル・マネジメントのジェイ・ハットフィールド最高経営責任者(CEO)は「ハイテク株が上昇している局面で、バリュー株やインカム株が下落するのは極めて自然なこと」と述べた。
注目される来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)は、CMEのフェドウオッチによると、市場が見込む0.25%ポイント利下げの確率は約97%。来年1月に利下げが休止されるという見方も出ている。
その他値動きが目立ったのは、高級家具・インテリア小売RHで、16.95%高で取引を終了。四半期の純売上高の増加が好感された。
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を2.23対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は125億6000万株。直近20営業日の平均は140億3000万株。
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