- 2024/12/12 掲載
サントリーHD社長に鳥井副社長=創業家出身、新浪氏は会長に
サントリーホールディングス(HD)は12日、創業家出身の鳥井信宏副社長(58)が社長に昇格する人事を発表した。創業家出身者の社長就任は佐治信忠会長(79)以来で、社長交代は約10年半ぶり。新浪剛史社長(65)は、代表権のある会長に就く。佐治会長は留任し、取締役会議長を兼務する。いずれも来年3月25日付。
鳥井氏と新浪氏は役割を分担し、それぞれ国内事業、海外事業を指揮する。記者会見した鳥井氏は「二人三脚で力強く率いていきたい」と抱負を述べた。
鳥井氏は、1899年に「鳥井商店」を創業した鳥井信治郎氏のひ孫。佐治会長まで4代続けて創業家出身者が社長を務め、2014年に新浪氏が創業家以外から初めて就いた。
【時事通信社】 〔写真説明〕握手するサントリーホールディングスの新浪剛史社長(左)と次期社長に決まった鳥井信宏副社長=12日午後、東京都港区 〔写真説明〕記者会見するサントリーホールディングス次期社長の鳥井信宏副社長=12日午後、東京都港区 〔写真説明〕記者会見するサントリーホールディングスの新浪剛史社長(左)と次期社長の鳥井信宏副社長=12日午後、東京都港区
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