- 2024/12/09 掲載
台湾輸出、11月は前年比+9.7%で予想上回る AI関連好調
人工知能(AI)関連の輸出が好調で、最大の貿易相手国である中国からの需要も回復。財政部は見通しは明るいとの見方を示している。
台新証券投資のアナリスト、ケビン・ワン氏は、トランプ次期米大統領による関税引き上げに対する輸出業者の懸念が、12月の輸出を後押しする可能性があると指摘。「メーカー各社は間近に迫った関税政策の実施を懸念しており、輸出を急ぐだろう」と述べた。
11月の対米輸出は前年比10.6%増の86億5000万ドルで、10月の20.5%増から鈍化した。中国への輸出は9.5%増と、前月の2.1%減から回復した。
11月の輸入は19.8%増の331億6000万ドル。予想は18.15%増だった。
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