［ベルリン　４日　ロイター］ - 経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）は４日、２０２５年のドイツ成長率予測を１．１％から０．７％に下方修正した。今年の予想はゼロ成長に据え置いた。２４年、２５年ともにユーロ圏の平均（２４年＝１．３％、２５年＝１．５％）を下回ることになる。

２６年は１．２％への加速を見込む。

ＯＥＣＤは、低インフレと賃金上昇が実質所得と個人消費を支えると指摘。「金利低下などにより民間投資は徐々に回復するが、政策の不確実性が引き続き投資家心理を圧迫することが予想される」とした。