- 2024/12/02 掲載
中国製造業PMI、11月民間指標は5カ月ぶり高水準 受注が堅調
海外からの受注を含む新規受注が生産の堅調な拡大につながり、製造業者の楽観度を8カ月ぶりの高水準に押し上げた。
中国国家統計局が11月30日に発表した製造業PMIも景況拡大・悪化の分かれ目となる50を上回った。
新規受注は2023年2月以来最も速いペースで増加した。特に新規輸出受注は4カ月ぶりのプラスとなり、サブ指数は7カ月ぶりの高水準を記録。受注は主に投資財と中間財で拡大し、消費財はわずかに減少した。
新規受注増の理由としては、基調的な需要の改善、新製品の発売、米国の選挙を受けた在庫積み上げなどが挙げられた。
中国企業は、経済状況の改善と政府の政策が今後1年間の売り上げを下支えするとの期待感を示している。
2カ月連続で受注残は積み上がった。ただ、人員削減ペースは和らいでいるものの、企業は雇用に慎重な姿勢を崩していない。
財新智庫のエコノミスト、王哲氏は「景気低迷は底を打ちつつあるように見えるが、さらなる足場固めが必要だ」と指摘。雇用の縮小が続いていることを挙げ、景気刺激策の効果がまだ労働市場に表れていないとし、雇用拡大に対する企業の自信を強化する必要があると述べた。
原材料高に伴い、平均投入価格が過去5カ月で最も速いペースで上昇する中、コスト懸念も高まった。その結果、企業はコスト負担を顧客に転嫁し、販売価格は23年10月以降で最も急速な上昇を見せた。
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