[ロンドン ２２日 ロイター] - 市場調査会社ＧｆＫが２２日発表した１１月の英消費者信頼感指数は、マイナス１８と８月以来の高水準に改善した。ロイター調査によるエコノミスト予想はマイナス２２だった。

１０月は６カ月ぶり低水準のマイナス２１だった。

ＧｆＫの消費者インサイトディレクター、ニール・ベラミー氏は、消費者は１０月３０日の予算発表と１１月５日の米大統領選を前に募らせていた不安を克服したようだと指摘。ただ、事態が好転したと判断するのは時期尚早と述べた。

１１月は信頼感の５つの指標が全て上昇し、特に高額商品購入に対する消費者意欲を示す指数はクリスマスを控え５ポイント上昇してマイナス１６となった。

調査は１０月３０日から１１月１５日、２００１人を対象に行われた。